さらば、リア充(ニート視点) ★1
~ニートの自室~

あれから一ヶ月が経過した。

相変わらず、紅葉を置いて浮気をしていたリア充兄さんだが、そんなリア充兄さんに悲劇が訪れた。

何故なら、リア充兄さんが自分の女友達に職場近くの居酒屋の前で刺されて、病院に運ばれたのである。

これを受け、紅葉がリア充兄さんの病室にお見舞いに向かうと、リア充兄さんの息は既になかった。

慌てて、紅葉がナースコールを鳴らし、看護師を呼ぶが時既に遅く、リア充兄さんは正式に死亡が確認された。

紅葉『リア充さん・・・』

紅葉『どうして?・・・』

紅葉『ねぇ、どうして・・・』

紅葉『ねぇ、どうしてなのよ?・・・』

紅葉『どうして、リア充さんが死ななきゃならないの?・・・』

紅葉『ねぇ、どうして?・・・』

紅葉『ねぇ、どうして?・・・』

紅葉が、泣きながら必死にリア充兄さんの体を揺する。

だが、リア充兄さんは紅葉の悲痛な叫びには何も応えず、ただただ、静かに眠りについていた。

その日から、紅葉は変わった。

これは、俺だけでなく楓自身も認めていた。

どう紅葉が変わったかと言うと、紅葉が余計に電波になってしまったからだ。

それは――

紅葉『御主人様・・・』

紅葉『私のご奉仕・・・気持良いですか?・・・』

ニート『・・・』

楓『・・・』

由衣『・・・』

紅葉『どうしたんですか? 御主人様』

紅葉『今日は、ノリが悪いですわよ』

ニート『・・・』

楓『・・・』

由衣『・・・』

なんか、紅葉が死んだ魚の様な目をしながら、笑顔でスーパーで売っている様なジャンボ・ソーセージを、何度も健気に丹念にフェ〇している。

しかも、違う意味でかなりのレベルの高さだ。

ああ・・・

なんか、紅葉が精神的におかしくなってきたな・・・

まぁ、リア充兄さんが死んだのだから、仕方ないわな・・・

けど、このまま紅葉を放置しておく訳にはいかない。

なんたって、いつ、紅葉がどんな事をするか分からないからである。

普段は、楓や由衣が紅葉を監視してくれているのだが、近々、二人も学校に行かなければならず、紅葉を監視する人間がいない。

一応、紅葉を病院に連れていく案があったのだが、この辺には精神科がない。

あるのは、心療内科くらいだ。

果たして、紅葉を心療内科に連れてっても大丈夫だろうか?

もし、大丈夫じゃなかったらどうしよう?

俺達が、そんな風に紅葉を哀れみの視線で見つめていると、クリスが俺の自宅を訪ねてきた。

しかも、クリスの横には白衣を着た一人の少女がいる。

見た感じ、かなりの爆乳の美少女で、優秀なエリートというオーラが滲出ていた。

クリス『こんにちは。ニート・・・』

クリス『紅葉さん。だいぶ、壊れちゃったね・・・』

ニート『ああ・・・かなり、やばい状況だよ。あれ・・・』

そう言うと、俺は何かをしようとしている紅葉の方を指差す。

すると、紅葉は自分のショーツを下ろし、自分の大事なあそこにジャンボソーセージを入れようとしている。

さすがに、クリスと由衣と楓の教育に悪いと判断した俺は、二人に後ろを向けと言おうとすると、既に三人はクリスと一緒にいる白衣を着た医者と思われる少女により、アイマスクを付けられていたのだった。

クリス『フリアエ。お願いできるかしら?』

フリアエ『はい。お嬢様』

なんか、クリスと医者と思われる美少女が、俺達の目の前で英語で会話をしている。

しかも、流暢な英語であり、英語が苦手な俺にはとても聞取辛い。

それは、由衣と楓も同じであった。

フリアエ『それでは、治療を始めます』

フリアエ『お手数ですが、御家族の方は退室して頂いてもよろしいでしょうか?』

ニート『は、はい・・・』

ニート『由衣、楓、クリス。移動するぞ』

ニート『歩けるか?』

由衣『はい。大丈夫だと思います』

楓『お兄ちゃ~ん。なんか、歩きにくいよ・・・』

クリス『ニート・・・手、握って良い?・・・』

ニート『分かった。分かったから、おとなしくしてろ・・・』

ニート『とりあえず、早く出るんだ・・・』

少女三人『え~っ!?・・・』

ニート『・・・』

こいつらは、今の状況を理解しているのだろうか?

今から、紅葉の治療するのに、このままお前らを置いておける訳ないだろう・・・

ああ・・・

なんか、策はないか?・・・

こいつらが、納得する様な策は・・・

ん?・・・

フリアエ『貴方、なかなか良い体をしてますね・・・』

フリアエ『しかも、貴方の大事なモノは、太くて固い・・・』

フリアエ『思わず、たべちゃいたいくらいな形をしていますね・・・』

ニート『・・・』

なんか、俺の目の前にいる女医が、俺の巨大化している肉棒を勝手に解放している。

正直な所、色々と間違ってはいませんか?

あなた・・・

クリス『ふ、フリアエ・・・』

クリス『あの、その・・・』

クリス『私達は、ここにいない方が良いよね?・・・』

フリアエ『はい。出来れば・・・』

うん。今すぐ出ていってほしい・・・

むしろ、ここに居られたら、かなり迷惑だ・・・

その辺は、察してほしい・・・

フリアエ『お嬢様。出来れば、お早めに退室願います・・・』

フリアエ『じゃないと、私・・・』

フリアエ『今、目の前でお嬢様達の事を泣かすだけの自信はありますわよ・・・』

フリアエ『うふふっ・・・』

すると、これを聞いたクリスが、思わずアイマスク越から涙を流していた。

しかも、楓だけでなく由衣までも、クリスと同じ風になっている。

ああ・・・

また、楓達を泣かしてしまったな・・・

ちなみに、一切、俺は悪くないぞ。

悪いのは、今目の前にいる女医だからな・・・

クリス『ううっ・・・フリアエの意地悪・・・フリアエの意地悪・・・』

クリス『分かったわよ・・・』

クリス『出れば良いんでしょ?・・・出れば・・・』

フリアエ『はい。そうして下さい・・・』

フリアエ『じゃないと、紅葉さんを放置して私の目の前にいるニートさんと愛し合いますよ』

フリアエ『もし、それがお嫌でしたら、早く退室して下さい』

クリス『ううっ・・・分かったわよ・・・』

ニート『・・・』

そう言うと、泣きながら三人は俺の自室から出ていった。

ああ・・・

なんか、あの三人に悪い事したな・・・

でも、これは仕方ない事なんだ・・・

だって、そうだろう・・・

俺も、一人の男だ・・・

目の前にいる俺好みの爆乳美少女に、俺の肉棒を解放されたら、誰だって逆らえないぞ・・・

しかし、今はそんな事を言ってられない・・・

早く、この人に紅葉を治療して貰わないと大変な事になる・・・

俺は、自分の欲望を抑え、目の前にいる女医の顔を見つめる。

すると、何を勘違いしたのか、女医は上着を脱ぎ出し、ダイナマイトな爆乳を披露してくれた。

当然、ブラはついてるけど、出来る事なら外してほしい・・・

むしろ、外して揉んでみたい・・・

クリスや由衣とは違い、この女医の胸はかなりでかい・・・

見た所、軽くHカップはあると見た・・・

正直な所、今すぐ揉みたい・・・

でも、紅葉の治療が先決だ・・・

とりあえず、この人に紅葉を治療して貰わないと・・・

ん?・・・

なんだ、この感覚?

何かに、俺の肉棒が包み込まれている様なこの感覚・・・

ま、まさか!?・・・

フリアエ『ふふふっ・・・挟んじゃいました・・・』

フリアエ『こう見えても、私、パイ〇リは得意なんですよ・・・』

フリアエ『どうします?』

フリアエ『私のパイ〇リ、味わってみませんか?』

ニート『・・・』

くそっ・・・

手強い・・・

手強すぎる・・・

俺が、巨乳や爆乳が好きなのを知ってて挑発しているのか?・・・

もし、そうだとしたら、かなりまずいな・・・

どうする?・・・

このまま、この人に動かれたりしたら、反動で俺の精〇が出てしまう・・・

また、楓やクリスを泣かしてしまう・・・

ううっ・・・

どうしよう?・・・

俺は、俺は・・・

一体、どうすれば良いんだ?・・・

どうすれば、良いんだ?・・・

フリアエ(かなり、悩んでるみたいね・・・)

フリアエ(このまま、パイ〇リしても大丈夫かしら?)

フリアエ(でも、後でお嬢様に確実に泣かれる・・・)

フリアエ(結果的に、この状況で得をするのは、私と奈々美お嬢様だけか・・・)

ニート『はぁ・・・』

フリアエ『どうかされましたか?』

俺が、自分の今置かれている状況に絶望し、半ば諦めムードで深い溜め息を吐く。

すると、この様子を間近で見ていた女医が、俺に何があったのかを聞いてくる。

いや、なんと言うか、あんたが元凶なんだけどな・・・

ニート『今、俺は非常に危機的な状態です・・・』

ニート『場合によっては、二人ともここで死ぬかもしれません・・・』

フリアエ『と、言いますと?』

ニート『今、貴方にされている行為をどう説明しようか、迷ってるんです・・・』

ニート『今、敵にしている人物は、明らかに手強い人物なんです・・・』

フリアエ『ちなみに、どなたにですか?』

ニート『後ろを見れば、分かります』

俺が、何がなんだか分からないでいる女医に、後ろを振り向くように促すと、女医の背後では全裸で絶望的な顔をしながら泣いている紅葉の姿があった。

更に、運が悪い事に、竹刀を持った状態で明らかに女医に向かってファイティング・ポーズを取っており、消え入りそうな微かな声で、女医に向かって何かを呟いていた。

正直、最悪だよ。

この状況・・・

まあ、これがクリスじゃないだけ、まだマシか・・・

はぁ・・・

紅葉『・・・』

ニート『・・・』

フリアエ『・・・』

紅葉『・・・』

ニート『・・・』

フリアエ『・・・』

俺の部屋に、さっきから重苦しい空気が漂っている。

しかし、沈黙を破ったのは意外にも紅葉の方だった。

紅葉『どうして、貴方がそこにいるの?・・・』

紅葉『また、私からリア充さんを奪いに来たの?・・・』

ニート『!?』

え?・・・

何言ってんの?・・・

こいつ、頭いかれてるの?・・・

紅葉『さぁ、早く答えて・・・』

紅葉『返答次第では、容赦はしないわ・・・』

紅葉『だって、リア充さんは私だけの人なんだから・・・』

ニート『・・・』

フリアエ『どうやら、私とニートさんの今のこの状況を見て、ニートさんの事を亡くなったリア充さんと見間違っているみたいですね・・・』

フリアエ『それだけでなく、私すらリア充さんの浮気相手と誤認しているとは・・・』

フリアエ『これは、かなり、厄介な状況ですね・・・』

ニート『・・・』

貴方が、それを言いますか?・・・

どっちかと言うと、貴方の所為でこうなったんでしょう・・・

出来れば、今すぐなんとかしてほしいです・・・

はい・・・

フリアエ『分かりました。貴方だけの人から離れましょう』

フリアエ『それで、よろしいでしょうか?』

紅葉『うん。そうしてくれるのなら、物凄く嬉しいわ』

紅葉『それに、もう二度と、私だけのリア充さんに近付かないでね・・・』

紅葉『次は、確実に仕留めるから・・・』

ニート『・・・』

フリアエ『分かりました』

フリアエ『ちょっと、待って下さいね・・・』

フリアエ『今から、貴方だけの人から離れますから・・・』

そう言うと、紅葉の事で動揺しながらも、女医は俺の肉棒に対する豊かで弾力のある胸による拘束を解き、俺達の目の前で乱れた衣服を整える。

それが終ると、女医は紅葉の元に近寄り、紅葉に俺を解放したと伝えた。

紅葉『はぁ・・・』

紅葉『良かった、良かった・・・』

紅葉『話が分かってくれる相手で・・・』

ニート『よ、良かったな、紅葉・・・』

紅葉『うん。そうだね。リア充さん』

ニート『・・・』

フリアエ『あらあら・・・』

なんか、紅葉が俺に今まで見た事のない満面の笑みで、俺の唇にキスをしてくる。

正直、一瞬だけ、紅葉の事が可愛いと感じてしまった俺。

更に、俺が何も言わないでいると、紅葉が勝手に自分のあそこに俺の肉棒を挿入し、対面〇位の状態で俺に抱きついてくる。

しかも、俺から離れないように、しっかりと固定しながら・・・

紅葉『リア充さん。いえ、御主人様・・・』

紅葉『貴方だけの奴隷である私に、早くご命令を・・・』

紅葉『私、辛かったのですよ・・・』

紅葉『ただでさえ、御主人様と体が遠くに離れているのに、心まで私と離れるなんて・・・』

紅葉『今まで、私はずっと辛かったんですよ・・・』

紅葉『だから、お願いです・・・』

紅葉『もう、二度と私の側から離れないで下さい・・・』

紅葉『もう、私は貴方の側から離れたくないんです・・・』

紅葉『お願いです。私をもう一人にしないで下さい・・・』

紅葉『御主人様・・・お願いです・・・』

ニート『・・・』

兄さん・・・

あんた、よっぽど罪深い男なんだな・・・

ここまで、一途な少女を置いて逝っちまうなんて・・・

ううっ・・・

紅葉の癖に、なかなか、可愛い事を言うじゃないか・・・

可愛い事を言うじゃないか・・・

だが、俺はリア充兄さんじゃない・・・

俺は、お前が愛したリア充兄さんじゃないんだ・・・

違うんだ・・・

どうか、そこを誤認しないでくれ・・・

頼むから・・・

フリアエ『ニートさん。紅葉さんに、鎮静剤を打ちますか?』

フリアエ『今なら、紅葉さんも落ち着いてますし、これ以上はややこしくなりませんよ』

ニート『分かりました。お願いします』

フリアエ『かしこまりました』

そう言うと、女医は紅葉の腕に鎮静剤を打つ。

それを何一つ抵抗せずに受け入れる紅葉。

やがて、紅葉は俺の胸の中で眠りだし、俺は紅葉を俺のベットの上に移動させた。

紅葉『・・・』

ニート『・・・』

なんか、寝ていたりしている時は、楓に似ているよな・・・

こいつにも、意外に可愛いとこあんだな・・・

さて、あいつらの元に行くとするか。

俺は、紅葉の体に布団を掛けると、女医と一緒に俺の自室から出る。

紅葉の事で、色々と話し合う為だ。

こうして、俺達は俺の自室を後にし、リビングにて紅葉の今後の対応を話し合うのだった。

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