プロローグ(ニート視点) ★1
それは、突然の出来事だった。

高校卒業間近の一月下旬、事件が起った。

世界的な大不況と就職難、俺の両親の死。

そして、最愛の彼女との別れ。

その時の俺は、とても、激しく絶望していた。

そんな時、俺の元に、一人の少女が現れる。

その少女の名は、クリス。

クリス・レッドクイーン。

イギリス人と日本人のハーフであり、言われなければハーフとは分からないくらい、日本人特有の大和撫子的な美人な顔立ちをしていた。

だが、俺はこの少女に強い違和感を感じた。

むしろ、デジャウ゛ーって言っても言いかもしれない。

ただ、一つ言える事は、俺とクリスは絶対にどこかで会っている。

そして、恋人の様な深い仲まで行ったような気がする。

いや、絶対に、そうに決まっている。

俺は、そんな不思議な違和感やデジャウ゛ーを感じながら、クリスと付き合う事になった。

そう、これから始まる何者かの深い陰謀に嵌り込むとは知らずに・・・

この時の俺は、全く気付いていなかったのだった。

クリス『やっと、見つけた・・・』

クリス『私だけの人・・・』

クリス『今度は、絶対に逃がさないからね・・・』

クリス『うふふふっ・・・』

プロローグ/完
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